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「コーヒーは緑茶よりカフェインが少ないから、たくさん飲んでも大丈夫」
そんなことを聞いたことはないでしょうか?
実はこれ、
あくまで茶葉やコーヒー豆に含まれる量の話です。
茶葉やコーヒー豆に含まれるカフェインが、全てお茶やコーヒーに出るわけではありません。
抽出され、カップに注がれた状態では、やはり緑茶よりコーヒーの方がカフェインが多くなるんですね。
(例外として、玉露だけはダントツでカフェイン量が多かったりしますが・・「玉露を飲み過ぎる」ということはないと思うので外してます)
カフェインには・・
などの効能があると言われています。
つまり、カフェインの摂り過ぎによって、
中枢神経を興奮させる作用が “ボーッとしたり”、“落ちつかない” という状態につながり、心拍に作用する効能が “アタマの痛み” につながります。
そして、それを感知した脳が
「これはおかしい」
とカラダを回復させようとするため、“まぶたが重くなり、横になりたくなる” ようです。
また、本当にヒドいときには胃も気持ち悪くなります。
これは、胃液の分泌量が増えるせいなのかも知れませんね。
更に体質によっては “雷鳴頭痛” を引き起こします。
色んな症状が合わさって、
『気持ち悪い』
となるコーヒーの飲み過ぎ。
どうしたら楽になるんでしょうか?
基本的にカフェインには解毒薬などがないため、対症療法を行って時間と共に回復を待つしかありません。
その対処療法とは、、
たくさんの水を飲むこと。
水をガンガン飲んで、どんどんトイレに行きましょう。
カフェインの利尿作用も手伝って、出すたびにアタマがスッキリしますよ。
実際に色々な飲み物で試しましたが、体温に近いぬるま湯が一番効果があったように思います。
しかし、グレープフルーツ(ジュースも含む)はカフェインの分解を抑えるため、
「コーヒーの飲み過ぎで気持ち悪い」
というときは避けましょう。
また、私は吸わないので検証していませんが、
「タバコを吸うと、カフェインの分解速度があがる」という情報がありました。
「脳の血管が収縮するため、アタマの痛みも和らぐ」という声もあります。
試してみる価値はあるかもしれません。
インスタントコーヒーでは全くありませんが、ドリップしたコーヒーを 5 杯も飲むとほぼ確実に起こるこの症状。
『なぜだろう?』と気になったのですが、
インスタントコーヒーとドリップコーヒーでは、カフェインの含有量に違いがあるんですね。
カップ 1 杯(約 150 ml)のコーヒにつき、
インスタントでは 65 mg、ドリップでは 100mg のカフェインが含まれるそうです。
そして、
1 時間以内に、6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂ることで、約 50 %の人が「気持ち悪さ」を訴えます。
3 時間以内に 17 mg/kg 以上の場合は、100%です。
つまり、
▷体重が 45 kgの人なら、
インスタント 5 杯、ドリップ 3 杯以上
▷体重が 55 kgの人なら、
インスタント 6 杯、ドリップ 4 杯以上
▷体重が 65 kgの人なら、
インスタント 7 杯、ドリップ 5 杯以上
を 1 時間以内に飲んでしまうと、約半数が気持ち悪くなるということですね。
また 3 時間以内に、
▷体重が 45 kgの人なら、
インスタント 12 杯、ドリップ 8 杯以上
▷体重が 55 kgの人なら、
インスタント 15 杯、ドリップ 10 杯以上
▷体重が 65 kgの人なら、
インスタント 17 杯、ドリップ 11 杯以上
を飲んでしまうと、100 %気持ち悪くなります。
もっと詳細なデータは、こちらを参照。
確かに、
私が気持ち悪くなるのは、ドリップコーヒーを 5,6 杯飲んだとき。
私より体重の軽い女性などは、もっと早くに症状が出るんでしょうね。
この量を目安に、カフェで作業したり、お茶するときは飲み過ぎないように注意して下さい。
とはいえ、
「それでも、沢山コーヒーを楽しみたい」
という人もいるでしょう。
そんな人は、
こちらの飲み方がオススメです。
また、中煎りのコーヒーよりも、深煎りのコーヒーのほうがカフェイン量が少なくなります。
選ぶときの参考にどうぞ。
それでは。
▼たぶん手軽に買えて、一番美味しいインスタントコーヒー
詳しくはコチラ。
コーヒーは飲み過ぎに要注意ですね!
確かに胃が気持ち悪くなってしまいます。。。
ホント、飲み過ぎ注意ですよ
胃だけならまだ良いですが、頭にくると本当に辛いです