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名作『走れメロス』。実は、ほとんど歩いていたことが判明。

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名作『走れメロス』。実は、ほとんど歩いていたことが判明。
この記事の所要時間: 251

『走れメロス』

文豪・太宰治が書いた、有名な小説です。

 

その作中、

『メロスは親友のセリヌンティウスの命を救うため、全力で走った

という描写がありました。

 

しかしこの度・・

なんと、それがウソだということが、判明しました。

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一般財団法人 理数教育研究所が開催した「算数・数学の自由研究」作品コンクール。

そこで入賞した「メロスの全力を検証」という研究結果がとても興味深いです。

 

研究を発表したのは、

中学 2 年生の村田一真くん。

 

彼による検証では、

太宰治の小説「走れメロス」の記述を頼りに、メロスの平均移動速度を算出します。

その結果、「メロスはまったく全力で走っていない」という考察に行き着きました。

 

分かりやすく表現すると、

メロスは往路は 100 %歩き

「死力を振りしぼって走った」とされる復路後半の奮闘も「ただの早歩きだった」ということです。

 

感動的な話の裏側は、道草しながらのお散歩だったようですね。

 

以下が検証画像。

2014_02_06_05_1

 

 

 

メロスは作中、自分の身代わりとなった友人を救うため、王から言い渡された3日間の猶予のうち初日と最終日を使って10里(約39キロ)の道を往復します。

今回の研究ではこの道のりにかかった時間を文章から推測。

例えば往路の出発は「初夏、満天の星」とあるので0時と仮定、到着は「日は既に高く昇って」「村人たちは野に出て仕事を始めていた」とあるので午前10時と仮定して……距離を時間で割った平均速度はずばり時速3.9キロ!

うん、歩いてるね!

 

また、

 

メロスは復路の日、「薄明のころ」目覚めて「悠々と身支度」をして出発し、日没ギリギリにゴールである刑場に突入します。

村田くんは北緯38度付近にあるイタリア南端の夏至の日の出がだいたい午前4時、日の入がだいたい午後7時と目星をつけ、考察を開始。

復路では途中、激流の川渡りや山賊との戦いといったアクシデントがあり、これらのタイムロスも勘案してメロスの移動速度を算出しました。

 

2014_02_06_05_2

 

その結果、野や森を進んだ往路前半は時速2.7キロ、山賊との戦い後、死力を振りしぼって走ったとされるラストスパートも時速5.3キロと、思った以上に「ゆっくりしていってね!」な移動速度が算出されてしまいました。

メロス……走ってないやん!!!!

ちなみに、フルマラソンの一般男性の平均時速は9キロだそうです。

参考:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1402/06/news071.html

 

 

いやー・・衝撃的です。

というか、村田くん、すげぇー!!

よく、そこに気付きましたね。

 

最近の作品だと、そういうところも計算されてそうですが、

一昔前までの作品って、細かいところは適当ですよね。

小説は分かりませんけど、ドラえもんキン肉マンなど、矛盾ネタや突っ込みどころが、たくさん上がってますし。

 

同じように調べてみたら、面白いネタが見つかるかもしれませんね。

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