
5月5日はこどもの日。
昔に比べれば、少なくなってしまいましたが、
鯉のぼりを上げる家をちらほら見かけます。
風になびいて、青空を泳ぐ様は、見てて気持ちがいいですね。
しかし、この鯉のぼり、
いつから上げて、いつしまうのでしょうか?
この記事では、鯉のぼりの上げる時期・しまう時期、そしてしまうときの注意点をまとめてみました。
鯉のぼりを上げる時期
実は、鯉のぼりを上げる時期は、特に決まりがありません。
一般的には、お彼岸が明けてしばらくした、
4 月 1 日前後に飾るところが多いようです。
3 月に出すと、
「ちょっと早いんじゃない?」
と言われる地域もあるようですので、
4 月始めの、晴れた休日がいいんじゃないでしょうか。
ちなみに、上げる方角なども特に無く、
鬼門とされる北以外なら、どこでもいいようです。
私の家では、西に飾っています。
鯉のぼりをしまう時期
出す時期と同じく、
片付ける時期にも決まりがありません。
ベランダに出してる家などは、隣上下に気を遣い、早く片付けるのが良さそうですが、
一般的には、こどもの日の 5 月 5 日が終わった、次の晴れた休日に降ろすことが多いようです。
ひな人形のように、
「片付けが遅れたら今期も遅れる」
なんていう迷信も無いので、
ゆっくり片付ければ良いと思います。
私が小さい頃は、
「子供が喜ぶから」という理由で、
5 月中は出してた記憶があります。
それで、近所に何か言われることもありませんでしたし、
むしろ、大人も見てて気持ちいいようで、祖父母たちが見上げながら、話のネタにしていました。
しまう時の注意点は?
当たり前ですが・・
やさしく洗って、しっかり干して、ちゃんとたたんで、しまいましょう。
大丈夫、ぜんぶ自宅でできます。
というか、ドライクリーニングに出すと、壊れますよ。
【鯉のぼりの洗い方】
お風呂の浴槽に、中性洗剤を薄ーく入れて、1 時間ほど浸けおき洗いします。
▷洗濯機で浸けるのもアリですが、あくまで手洗いで。
▷ 40 ℃以上のお湯を使うと、鯉のぼりの材質のポリエステル生地やナイロン生地が痛み、色移りの原因となります。
↓
汚れの残っている部分のみ、軽く手でもみ洗います。
▷金粉があしらわれてるものは、揉むと取れます。浸けおき洗いまでとしましょう。
↓
水を入れ替え、よくすすぎ、手で絞ります。
▷金粉があしらわれてるものは、絞りません。
↓
日陰の、風通しの良い場所で、伸ばして干します。
▷ナイロン製の鯉のぼりは、日に当てると色あせが早くなるため、出来るだけ日陰で。
▷ポリエステル製、ナイロン製ともに乾燥機はNG。痛みます。
また、しまう時に防虫剤はやめましょう。
鯉のぼりを痛めることがあるようです。
ナイロン製にしろ、ポリエステル製にしろ、どちらも元々虫食いの対象になりません。
特殊な素材で、どうしても入れるという場合は、
みかん箱ほどの大きさの収納なら、ティースプーン1杯ほどを、直接触れないようにして上に入れるのがよいそうです。
私の家では、入れてません。
鯉のぼりは、
ナイロン製なら約 4 年、ポリエステル製なら約 8 年は色あせずに保つそうです。
ただし、それもちゃんと手入れをしてのこと。
私も、子供が大きくなるまで使いたいので、
大事にしていこうと思います。
それでは。
「どうして鯉のぼり?」
そう、子供に聞かれるお父さん・お母さんも多いんじゃないでしょうか。
そんなときは、コチラを読んでみて下さい。
子供に分かりやすいような「鯉のぼりの由来」を書いてます。
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