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夏のお酒で「日焼け」が悪化?

 

肌が痛むほどの“真っ赤な日焼け”

あなたは、経験がありますか?

 

実はこれ、

肌が炎症を起こしてる状態、

いわば、一種の「ヤケド」です。

 

実はこの炎症、

アルコールを飲むことで、かなり悪化するんですね。

 

というのも、

肌の炎症には“プロスタグランジン”という物質が関係しているのですが、

アルコールがこの物質の作用を、

悪い意味でサポートしてしまうからです。

 

紫外線+アルコール=「赤くて、痛い」

 

少し詳しく説明すると・・

“プロスタグランジン”には、

・血管を拡張する

・炎症を起こす

・痛みを強める

という作用があるのですが、

この物質は、

▷肌が紫外線を受ける。

▷肌の細胞に活性酸素(かっせいさんそ)が発生。

▷活性酸素によって、肌を作る脂質(ししつ)が酸化

▷酸化した脂質が、“プロスタグランジン”を生成

という流れで、つくられます。

 

つまり、

長時間、日光を浴びてるだけでも、

真っ赤に焼けて、痛みを伴う「日焼け」になるんですね。

 

ただ、アルコールが入ることで、

その速度が、一気に高まります。

 

なぜか?

 

アルコールには、

・血管を拡張する

・血流を促進する

という作用があるからです。

 

“プロスタグランジン”の作用を、助けてしまうんですね。

 

舐めたらアカン、その作用。

 

“血管の拡張”というと、

「大したことない」

というイメージかもしれません。

 

ですが、

血管の拡張がヒドくなると、

拡張した血管から血液の水分が染み出し、

“水ぶくれ”ができることもあります。

 

こうなると、

見た目は一般的な「ヤケド」と同じですね。

 

もし、“水ぶくれ”ができ、

それがつぶれてしまった場合

 

感染症を防ぐために、清潔なガーゼで患部を覆い、

必ず、医師の診察を受けるようにしてください

 

女性は特に。

 

また、

プロスタグランジンの“痛みを強める”作用が、

頭痛肩こり腰痛吐き気」に繋がり、

女性だと「生理痛が悪化」することも、あるようです。

 

“真っ赤な日焼け”だけで治まらず、

色々と障害の多い「お酒」と「日差し」。

 

その両方を楽しむ方法は、ないんでしょうか?

 

夏の『赤い野菜』を味方につけろ。

 

“熱い日差し”“冷えたお酒”

「どちらかを我慢するなんて、ありえない!」

という人は、

『夏の赤い野菜』を食べましょう

 

私のオススメは、

・トマト

・スイカ

の 2 つ。

 

どちらも、

“ビタミンC” や “B-カロテン”“リコピン” など、

プロスタグランジンの原因となる活性酸素を減らす、

抗酸化栄養素が豊富です。

 

特にスイカには、

“アントシアニン”という栄養素も含まれるため、

「目の日焼け」にも効果がありますよ。

 

海で遊ぶなら、スイカ割り!

これは、とても理にかなった遊びだったんですね。

今年の夏は、試してみて下さい。

 

それでは。

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