[/pc] [nopc] [/nopc]
「早くかゆみを消したい!」
という人が多いと思うので、まずかゆみを消し去る方法から紹介します。
「かゆい!」
「蚊に刺された!」
そんなときは、“タバコ”か“氷”を使いましょう。
それぞれ、“熱”と“冷”という、全く反対の対処法です。
それぞれ紹介しますね。
あなたの状況に合った方法を、お試しください。
タバコを持っている人は、
タバコに火をつけ、それで患部をあぶりましょう。
実際に友達にやってもらったのですが、かゆみがとまりました。
「ううっ・・あっつっ!」
という、火傷の一歩手前くらいまで、あぶるのがコツです。
しかし、決して、直火ではやらないで下さいね。
熱の調節ができないため、とても危険です。
タバコがない人は、氷を使いましょう。
氷がない場合、冷たい水でも大丈夫です。
氷(または冷水)を刺された箇所にあてて、冷やします。
冷やすことで、毛細血管が収縮し、かゆみの元が広がるのを防げます。
ただ、
あくまで「かゆみを抑えるだけ」なので、効果は 1 時間ほど。
暑い日は、冷やした後にムヒなどを塗っておきましょう。
以上 2 つ、全く反対の対処法ですが、
なぜ、”かゆみ”が消えるのでしょうか?
少し、詳しく説明します。
あなたは、そもそも、
蚊に刺されたときの”かゆみ”が何なのか、ご存知ですか?
実はあれ、
蚊の唾液に含まれる物質による、アレルギーなんです。
蚊は、私たちの肌につかまると、
針のような口を、血管に突き刺します。
その時に、
皮膚の麻酔と、唾液の凝固を防ぐために唾液を出すんですね。
この唾液に含まれる”ヒスタミン“という物質が、
私たちのカラダに入ることで、アレルギーを起こし、
その結果、
私たちは”かゆみ”を感じます。
つまるところ、
“かゆみ”を消すには、
▷ヒスタミンを無くす
▷ヒスタミンが広がらないようにする
のいずれかが有効というワケです。
だから、
ムヒなどの虫さされ用塗り薬には、“抗ヒスタミン剤”が入っているんですね。
ここで、上の 2 つの方法を見てみると、
タバコを使う方法は「ヒスタミンを熱で分解(約83〜84℃)する」
氷を使う方法は「毛細血管を収縮し、ヒスタミンが広がらないようにする」
という仕組みで、”かゆみ”が消えてるのが、分かります。
この仕組みが分かっていれば、今回紹介した以外の方法でも、かゆみを消すことができるかもしれませんね。
また、当たり前かもしれませんが、
以下 2 つはやらない方がいいですよ。
▷掻くこと
刺された箇所が刺激され、ヒスタミンが広がり、かゆみが悪化します。
▷温めること
「熱くない」程度に温めると、血管が拡張し、よりかゆくなります。
熱い時期は、蚊の季節。
温暖化が進むこれからは、ますます蚊に悩む期間は長くなるでしょう。
この方法を覚えておくと、きっと役立ちますよ。
それでは。
また、
「私、蚊に刺されやすいの」
という人は、
刺されにくくなる方法を知っておくと、きっと幸せになれます。
3 分ほどで読めるので、あわせてどうぞ。
繰り返し使えて、溶けない氷があると便利ですよね。
▼普通の氷がわりに使ってみては?
LEAVE A REPLY