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まず、地震が起こったときの、避難までの流れを載せますね。
いざという時は、この順序で行動します。
忘れないように、覚えておいて下さい。
▷身を守る。
・建物の外壁へ移動。
・大きく頑丈なテーブルの下へ。
・テーブルがなければ、大きな家具の隣で蹲(うずくま)る。
・揺れが治まるまで、待機。
▷脱出口の確保。
・窓やドアを開ける。
▷消火の確認。
・火が発生していないか確認し、ガス栓を止める。
・火が発生している場合は、消火する。
・消火できない場合は、周囲に告知し、避難する。
▷外へ避難。
・近くの避難場所へ移動する。
どうでしょう?
「あれ?」ということや、「忘れてた」ということが、あるんじゃないでしょうか?
次は、それぞれを詳しく説明しますね。
地震が起こったとき、最も優先することは、あなたの身を守ることです。
以下の順序で、行動しましょう。
▷建物の外壁に近い場所へ移動。
建物の内側にいると、建物が倒壊したときに脱出ルートが無くなります。
出来るだけ、外に近い場所へ移動しましょう。
▷天板が厚く、頑丈なテーブルなどがあれば、下に潜り込む。
しゃがんだ状態で入れなければ、ムリに入らないように。
最悪の場合、出れなくなります。
また、薄い天板や細い足のテーブルでは、建物が倒壊すると、潰される可能性が高いです。
その場合は、下の方法を取って下さい。
▷近くにテーブルなどがない場合、大きな家具の隣でうずくまる。
テーブルなどの隠れる場所がない場合、ベッドやタンス・ソファーなどの “隣” で、頭を抱えて蹲(うずくま)りましょう。
大きな家具は、天井が崩れたときの支えとなり、あなたの命を救う「三角の救命スポット」と呼ばれる空間を作り出してくれます。
タンスの “前” はNGですよ。
▷揺れが治まるまで、待つ。
揺れが治まるまで、動かず待ちます。
揺れが治まったのを確認したら、すぐに玄関や窓など、外に繋がる出口を確保しましょう。
玄関なら、閉まらないようにつっかえをしておきます。
かつて、「揺れたら、すぐに出口を確保する」と教わったかもしれませんが、それは余裕のある場合。
余裕がないほど揺れているときは、揺れが治まるまで待ちましょう。ムリに行動すると、思わぬケガをします。
建物はゆっくり歪むので、揺れが治まってからでも大丈夫ですよ。
特にマンションなどでは、「出入り口が玄関だけ」ということが少なくありません。
揺れが治まったら、まず玄関を開けましょう。
また、構造上、扉の部分は壊れやすいので、扉を開けた位置で立たないようにします。
最悪の場合、崩れて潰される可能性がありますよ。
二次災害を防ぐため、避難する前に消火を確認しましょう。
▷火が出ていない場合。
ガス栓を閉め、避難します。
▷火が出ている場合。
火が出ていれば、次のように消火します。
・電化製品の火 ⇒ ブレーカーを落とし、水をかける。
・油やストーブの火 ⇒ 大きなタオルや布団を濡らし、覆いかける。
・カーテン・ふすま・障子の火 ⇒ 床に倒し、布団や毛布をかぶせて水をかける。
基本的に、酸素を遮断すれば火は消えます。
もし、消火が難しい場合は、周囲の人に知らせ、一緒に避難しましょう。
避難用バッグなどを持ち、緊急車両の交通を妨げないように、徒歩で避難します。
また、建物外に備え付けられた階段は、崩れる可能性があるため、建物内の階段を使って避難しましょう。
電柱が倒れてる場合は、感電の恐れがあるため、近寄らないように。
エレベーターに乗っている時、地震にあう可能性もあります。
そんなときは、すぐに「全ての階層のボタン」を押しましょう。
“地震時に自動で最寄り階に止まるエレベーター” と “止まらないエレベーター” がありますが、全部押せばどこかに止まります。
それでも、もし閉じ込められてしまったら?
まず、ムリヤリにでも、冷静になりましょう。
それから、エレベーター内にある「非常電話」や「非常ベル」を使い、外部に連絡を取って下さい。
早ければ 1 時間もしないうちに、外に出ることが出来ます。
「私が死んだら、家族はどうなるのか」
「家族が死んだら、どうしよう」
“3.11” 以降、私にとって、地震は恐怖の対象です。
しかし、怖いものから目を背けていても、その恐ろしさは変わらない。
しっかり向き合うからこそ、恐怖を克服できるんだと思います。
だから私は、1 つ 1 つを詳しく知っておこうと考えました。
この記事が、同じような人の役に立てば、幸いです。
それでは。
屋内だけでなく、屋外にいたときの対処法もまとめました。
知りたい方は合わせてどうぞ。
ちなみに、体感で津波が起こるか分かるのでしょうか?
調べてみました。
▷『地震!津波がくる揺れ方とは?体感で分かる 3 つのポイント』
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