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昔のガラパゴス携帯と比べ、凹凸(おうとつ)が少ないiPhoneを始めとするスマートフォン。
アンテナなんて無いように見えますが、ちゃんと中に内蔵されています。
iPhoneの場合は側面が金属になっていますが、このステンレスの側面全体がアンテナにつながる受信部分になっているんですね。
「iPhoneの電波が悪い」というときは、このアンテナ、または受信部分が手やケースなどによって覆われているのかもしれません。
それでは、アンテナの場所はどこにあり、どんな持ち方をすると電波が悪くなるのか?
詳しく説明します。
iPhoneだけでなく、無線LAN対応のスマートフォンには、携帯各社回線を使用する “セルラーアンテナ” と、無線LANを利用する “Wi-Fiアンテナ” の 2 種類があります。
iPhoneの場合は、この 2 つのアンテナがそれぞれ離して設置されており、さらにモデルによってその位置が異なります。
以下、iPhoneを正面から見た時のアンテナの位置。
このアンテナの位置を手やケースで覆ってしまうと、通信速度が低下します。
また、セルラーアンテナとWi-Fiアンテナの位置が異なるため、同じ持ち方をしていても、3G(または4G)回線を利用している時と、Wi-Fi回線を利用している時では電波の状態は変わってきます。
次は、この持ち方について見てみましょう。
私はiPhone 4 を使っているのですが、友人や妻のiPhone 4 s、iPhone 5 を借りて色々な持ち方を試してみました。
その結果、どのモデルにも共通して悪くなる持ち方はコレ。
ゲームをするときや、動画を見るときにこのような持ち方をしますが、3G(または4G)回線、Wi-Fi回線のいずれを利用していた時も通信速度が劇的に低下しました。
改善するには、このような持ち方に変えましょう。
また、iPhone4を3G回線で使用している時のみ、この持ち方で通信速度が悪くなります。
右手で持つか、左下を包み込まない持ち方に変えることで改善します。
また、机に置いたり、場所によっても電波が悪くなることがあります。
人によってiPhoneを使用する環境は違うため、私とあなたでは電波の状態も異なることでしょう。
そこで、あなたの普段の使い方をチェックしてみませんか?
チェックするには、“Speedtest” という無料アプリを使います。
使い方は、アプリを開き「テスト開始」をタッチするだけ。
30 秒ほどで受信/送信の速度を計ることができますよ。
便利なアプリなので入れておいて損はありません。
あなただけの持ち方・使い方を探ってみてください。
さらに、持ち方を気を付けていても、ケースが原因で電波が悪くなっていることもあります。
特にアルミニウム素材のケースは電波干渉しやすいため、アルミでないケースを使うか、アルミケース用の対策をとりましょう。
アルミケースの対策。
それはケースの内側にマニキュアを塗ること。
特に、以下の赤いポイントに塗ることで、電波の悪化を防ぐことができます。
100均のマニキュアなら、塗るためのブラシも付いていて、便利ですよ。
シンプルで便利なiPhone。
ちょっとだけ工夫することで、さらに便利になりますね。
それでは。
ちなみに、、
iPhoneのホームボタンが効かなくなって困ったことはありませんか?
こちらの記事に紹介している裏技なら、ホームボタンの機能を取り戻すことができますよ。
▼以下、オススメのスマートフォンケース
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