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進路は “自分から” 選ばないと後悔する。

 

「友達がいくから」

「将来、つぶしが利きそうだから」

「偏差値が高いから」

「親や先生が勧めるから」

 

あなたは、高校や、大学や、働く環境を、こんな理由で決めようとしていませんか?

もしそうなら、絶対にやめて下さい

 

きっと、あなたが大人になったとき、「人生こんなもんか・・つまらないな」ということになってしまいます。

 

なぜなら、これらの理由は “あなたが自分から選んだ答え” ではないから。

 

「いやいや、自分で決めてるよ」

もしかすると、そう思うかもしれません。

 

しかし多くの人は、ただ「誰かが用意した答えの中から良さそうなものを選んだ」だけだったりします。

“自分から答えを探し出した” わけではありません。

 

 

人生には “絶対的な正解” なんてものはなく、「これで良かった」という正解は、人それぞれ違います。

 

つまり、”誰かが用意した答え” は、誰かにとっては正解でも、あなたにとっては正解ではないんです。

 

たった 1 度しか経験することの出来ない人生において自分の正解ではなく、誰かの正解を選んだ場合、どうなるか?

 

「経済学部なら就職で潰しが利くと思ったのに」

「正社員になったら幸せな家庭を築けると教わったのに」

「大企業に入れば人生安泰だと聞いてたのに」

「この高校なら、大学受験に有利だと言われたのに・・」

 

人生、上手くいってるときは良いですが、上手くいかないときに “自分以外の何かのせい” にしたくなります。

だけど、そうしたところで何も現実は変わらず、時間ばかりが過ぎていく。

 

かつての私自身がそうでしたし、同じような人を何人も見てきました。

 

自分の道を “自分から” 作り・選んでいかないと年をとってから後悔に変わります

 

特に、高校受験・大学受験・就職活動は、若いうちに経験する重要なターニングポイント。

軽い気持ちで決めないでください。

 

 

「得意」や「好き」や「職業」で決めない。

 

またここで、

「私は□□が好きだし得意だから、そっち方面を伸ばして△△になろう」

「誰かに選ばされる道じゃなくて、自分から見つけた道だから、大丈夫だよね!」

という人もいるかもしれません。

 

しかし、

「その分野が得意だから」

「好きだから」

「○○(職業)になりたいから」

という人も、ちょっと待ってください

 

単なる「好き」や「得意」で選んだ場合、その道自体は素晴らしいものになるかもしれませんが、

じつは、道が辿り着く先は、あなたが本当に望む生き方だとは限りません

 

多くの大人は「なりたい職業になれる進路を選べ」といいますが、職業は、あくまで生き方を叶えるための “手段” 。

“あなたがなりたい職業” と “あなたが叶えたい生き方” はイコールではないんです。

 

 

「好き」や「得意」や「なりたい職業」は、あなたの人生における “通過点” の 1 つ。

 

それ自体を目標として目指してしまうと、

「結婚することがゴール」と考える人が、結婚後に「なんだか違う・・」と感じるように、

道を進めば進むほど本当に望む生き方とは違うなぁと感じるようになってしまいます。

 

 

どんな道であれ、必ず終わりがあります。

そして終わりの先には、また別の道があるわけです。

 

だとすると、今見えている道の終わりが、どこに繋がっているのか?

そこを見据える必要がありますね。

 

 

進路は逆算で考える。

 

では、具体的に進路はどうやって決めるのか?

 

それは、「私はこんな生き方がしたい」を明確にし、そこから逆算で決めることです。

 

たとえば、

のであれば、英語放牧について学べる進路、または実際に現地行ってみるという道があります。

 

または、

というのであれば、英語投資に関する知識、証券取引法などを学べる大学などに進み、実際にインターンシップで働いてみるという道があります。

 

さらには、

というのであれば、期間を選んで働けるようなスキルや、ペンション経営PC集客について学ぶ道に進めば良いでしょう。

 

 

そして、勉強したいことが高校で学べるなら、高校まで。

大学じゃないと学べないのであれば、高校は進学校を選び、大学まで進みましょう。

 

進路とは、こうして決めるものなんです。

「みんなが行くから」や「親が行けと言うから」という理由で決めるものではありません。

 

 

ちなみに、多くの親や、ほとんどの学校の先生はこんな話をしません。

その理由は、彼らもまた、その親や先生から教えてもらえなかったから

 

あなたに教えたくても、知らないから教えることが出来ないんですね。

 

教えてもらえるのは、”進学” や “就職” するまで。

 

それ以降は「独り立ちした」と見なされ、家庭や学校では教えません。

だから彼らも、“ゴール = 進学すること or 働き出すこと” と考えてしまうんでしょうね。

 

 

生き方の見つけ方。

 

また、“「私はこんな生き方がしたい」を明確に” と言いましたが、それを見つけるのはとても難しいと感じるんじゃないでしょうか?

 

そこで今回は、“あなたが目指したいと思う生き方” の見つけ方を、合わせて紹介します。

 

「夢なんかない」

「目指したい将来がわからない」

そんな人は、やってみてください。

 

▷目指す生き方の見つけ方

①未成年の人は自分の年齢に 10 歳を、二十歳以上の人は自分の年齢に 5 歳を足し、その年齢になった時の自分をリアルに想像する。

・毎日、何をしていますか?

・どこに住んでいますか?家?マンション?

・一緒に暮らす家族はいますか?

・平日、朝起きて何をしますか?

・昼間は何をやっていますか?

・夜は何時に帰ってきますか?

・休日は何をしていますか?・・など。

 

②自分に対して「①で想像した自分になりたいか?」と問いかけてみる。

なりたい!」という人 ⇒ そのイメージを抱きつつ、そうなるための進路を考える。

イヤだ、なりたくない」という人 ⇒ ③ へ。

 

③今、”ワクワクすること” と “好きなこと” は何か?全て紙に書き出す。

 

④ ③ の中から、未来の自分もワクワクして、好きであろうことを洗い出す。

 

⑤毎日 ④ を楽しめる 5 年後(または 10 年後)の自分を、再びリアルに想像してみる。

・何をしていますか?

・どこに住んでいますか?家?マンション?

・一緒に暮らす家族はいますか?

・平日、朝起きて何をしますか?

・昼間は何をやっていますか?

・夜は何時に帰ってきますか?

・休日は何をしていますか?・・など。

 

⑥ ⑤ でイメージした自分を目標とし、そのための進路を考える。

 

 

あなたが今学生でも、5 年後、10 年後は立派な大人

その大人になった時の自分をリアルに想像してみることで、“進みたい未来”“進みたくない未来” が明確になってきます。

 

人は成長とともに見える世界が変わり、夢や目標も変わります

そのため、ここで出てくる答えが全てではありませんが、今の段階での目標としては十分なものになるでしょう。

参考にしてみてください。

 

 

また、これをやっても「目指したい自分が見つからない」というのであれば、あなたの知っている世界が狭く、持っている情報が足りてない可能性があります。

かつての私もそうだったのですが、「夢は知識だ」と言われるように、そもそも知らなければ思いつくこともありません

 

そんな人にオススメなのは、都会に出ること

都会・・特に東京は人と情報にあふれていますし、レベルの高い学校は、それだけ知識が多く、視野の広い人が集まります。

あなたの世界を広げるには、もってこいですよ。

 

 

描き続ける努力を。

 

以上、高校・大学・就職の進路の決め方について、お届けしました。

 

この記事を読んで、さらに “生き方の見つけ方” をやってみたとしても、もしかすると今は明確な答えを出せないかもしれません。

ですが、それは仕方ないことなんです。

 

あなたは、まだまだ世界を知らないのだから。

 

しかし、例えおぼろげで曖昧(あいまい)だったとしても、「こう生きたい」「こう在りたい」という軸があれば、あなたは道を迷うことが無くなります

そして、軸を持っていれば、いつかあなたが多くを学び、多くの世界を知った時、目の前に見えてきた “本当に望む生き方” を掴むことができます。

だから、今は見えなくても、そのゴールを、その夢を、思い描く練習をしておきましょう

 

 

見えないものを追いかけるのは、辛い時もあるかもしれません。

「夢なんて・・」と思う人もいるでしょう。

「夢とか(笑)」と笑う人もいるでしょう。

 

だけど、ちょっと考えてみてください。

 

あなたの周りにあるモノ “すべて”

例外なく、

人の夢からできているものばかりです。

 

コップだって、机だって、その携帯やパソコンだって、空を飛ぶ飛行機だって。

誰かが思い描いたからこそ、それは形になって、そこにあるんです。

 

だから、夢を思い描くことを諦めない。

 

思い描けるものは実現できます

 

「できない」「夢なんて叶わない」なんて思わず、あなただけは、自分のことを信じてあげてください。

その力だけで、人はどうとでも変われますよ。

 

 

それでは。

 

 

 

ちなみに、、夢や目標を本気で叶えたい人はこちらをどうぞ。

『本気の人、限定。夢を叶える方法』

“夢が叶う人”“夢が叶わない人” の違いを説明しつつ、夢を本気で叶えていくための方法をまとめてあります。

 

また、限定的ですが

もしあなたが、システム系に進もうとしている文系大学生なら、こちらも合わせて読んでみて下さい。

『文系から進むSE(システムエンジニア)の道。上へ昇るには?』

『文系から進むPG(プログラマ)の道。上へ昇るには?』

『経験者が語る、SEとPGの違いとは?ブラックってホント?』

 

▼あなたが20代なら、一度は目を通すことをオススメします

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

COMMENTS & TRACKBACKS

  1. この記事を読んで納得する面もあるのですが、やっぱりまだ自分の望む未来が読めません。自分の20代後半を考えてみてもよくわからなくて、どうなっていてほしいのかもわかりません。無知なのでは?と思うのですが、それをどうしたらいいのかもまたわからなくて後回しにしてしまいます。一応進学校に在籍しているので、そろそろ進路を決めていかないといけません。どうしたらいいのでしょうか?

    • >>高2さん

      返信遅れて本当にスミマセン!!m(__)m
      スパム扱いになっておりました・・。

      「1ヶ月近く放置して今更・・」と思うかもしれませんが、一応回答を。

       

      まず、「今は分からない」
      それが現時点の答えでOKです。

      高校2年ということは、16〜18歳くらいでしょう。
      住んでる地域にもよりますが、行動範囲も狭く、会える大人も限られ、得られる情報だって多くないはずです。

      そんな中で答えを出すのは、正直、難しい話。
      なので、『10年後を想像してみてください』と書いてますが、「分からない」ならそれでも問題ありません。

       

      ただし、「分からない」で終わらせるのではなく、なんとなく進みたい道が見えるまで探し続けてください。

      人の脳というのは、質問を投げかけることで答えを引き出します。
      そして、脳の中に答えが見つからない場合でも、無意識下で「最適解は無いか?」と探し続ける仕組みになっています。

      なので、「分からない」のであれば、『どうなりたいのか?』『どう在りたいのか?』『どう生きて、どう死にたいのか?』『これからしたいことは何?』『どこに住みたい?』など、常に自分自身に質問を投げかけるようにしてみましょう。
      そうすることで、今は答えが見つからなくても、どこかのタイミングで答えを見つけることができますよ。

      ムリヤリ答えを出す必要はありませんので、後回しでも大丈夫です。
      それでも、普段から自身に問い合わせる癖を付けてくださいね。

       

      とまあ、今後の方針としてのアドバイスはこれくらいで・・
      次は現実的な『進路の話』について。

       

      進学校ということなので、進路はもちろん「進学」ですよね?
      つまり、「大学と学部選びに迷っている」と・・そう仮定して話を進めます。

      結論から言うと、
      『大学生活』と聞いて閃いたイメージに合致した大学と学部を選べばOKです。

       

      「彼女と原宿でデート」とか「一人暮らし」とか「サークル」とか「宅飲み」とか「合宿」とか「研究室」とか「インターン」とか。
      思いついたイメージやキーワードに合致する場所を選べば、とりあえず大学生活は失敗しません。

       

      「卒業後のこととか考えなくていいの?」と思うかもしれませんが、あまり考えなくて良いです。

      というのも、「とりあえず潰しが利きそうかな?」ということで考えた『大学卒業後の状況』は、そうなってみた時にあまり役には立ちません。

      「その業界を詳しく知っている」とか「やりたいことがある!」というなら話は別ですが。

       

      正直、どの道を選んでも、大人になる過程において必ず、どこかで苦労することになります。

      私は、それが大学卒業後でした。

      しかし、『友達と遊んで』『ちょっと勉強して』『彼女と都会でデートして』『金を儲けるための準備をする』なんてことをイメージして入学した大学でしたが、概ねその通りの大学生活になりましたし、結局今は何とかなっているので後悔は全くしていません。

      大学時代は本当に良い思い出ばかりです。

       

      思うに、「ちょっと違う」と思ってるような大学へ「潰しが利くから」という理由で進学するよりは、イメージした通りの大学に進学した方が幸せになれます。
      結局、どちらを選んでも同じだけ苦労するんですから。

      だから、「どうしてもやりたい!」という事があるならともかく、「将来なんて良く分からない」というのであれば、あまり迷うことに意味はありません。
      『大学生活!』と聞いてイメージした通りの大学に進めば良いんじゃないでしょうか。

      大学中に「やりたいことじゃない・・」と悩む心配もないですしね。

       

      と、私の考えは以上です。

      もし何か相談したいことがあれば、引き続きこちらにコメントくださいね。

  2. 僕は中学3年なのですが、今進路についてかなり悩んでます。テストの点数も平均50行くか行かないかくらいなのですが…
    特に今やりたいことも全く浮かびません。一応行こうと思っている高校の偏差値は41なのですが、こういう高校に行っても後悔はしないでしょうか?

    • >>中2さん

      こんばんは、初めまして。
      私も中2くらいまで英語はそのくらいの点数だった覚えがありますね。

      でも、大学には行きたかったので、なんとか進学校に進もうと勉強した記憶があります。

       

      さて、『今進学を考えている高校へ進学しても、後悔はしないか?』という質問への回答です。

      あくまで個人的な意見ですし、全体の偏差値で一概に評価するのはあまりよく無いのですが、
      私は、おそらく、その高校へ進学したら「後悔する」と思います。

      その理由は、
      『今、ここで質問しちゃってるから』です。

      心のどこかで「このままだと後悔するかも」と思ってるんじゃないでしょうか。
      そうじゃなければ、質問しませんしね。

      その勘は正しいですよ。

       

      どうなるか分からない、目標もない。
      そういう不安定な状況において、消極的な選択をした場合、のちのち後悔する確率が高いです。

      しかも、そういう『行動しなかった後悔』は後に自分を責めることになるため、
      あなたから”自尊心”や”自信”をジワジワ奪っていきます。

      心の侵す毒のような感じですね。

      そうなると、ますます行動ができなくなります。

      たとえ『夢』や『本当にやりたいこと』が見つかったとしても、
      「どうせ自分なんか・・」という感じになってしまうのです。

       

      自分で自分を肯定できない状況は、とても辛いですよ。
      生きてても何も楽しいと思えませんから。

      もちろん、あなたがそうなると決まったわけではありません。

      でも、私もいろんな人(子供〜老人まで)を見てきて感じることです。

       

      夢や目標のない人ほど、進学や受験勉強で妥協してはいけません。

      やりたいことがないからこそ、今目の前の勉強から逃げちゃダメなんです。

      目的のない勉強は辛いかもしれませんが、「あなたの人生」です。
      なんとか向き合ってみてください。

       

       

      また、月並みな意見も述べておくと、

      人にとって環境は、とても重要です。
      人は「決意」よりも「環境」に左右される生き物ですから。

      偏差値が低い環境では、当然、大学受験の勉強は「しないのが当たり前」になるでしょう。

      その中で、もし、『夢』や『やりたいこと』が見つかったら。

      周りの”勉強しない常識”に逆らい、”遊びの誘い”も断ち、一人で勉強を続けることになるわけですが、
      それはとても辛いです。(経験済み)

      そういう意味でも、偏差値が高い高校へ行った方が、後悔しない確率は高くなりますよ。

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