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「換えたばかりなのに、畳にカビが・・」

これ、
この前の6月に、私の家で実際にあったことです。涙

この被害で、
6畳の部屋が2つ(1つは寝室)
置いてたベッドマットレスが1つ
ちょっと置いてた衣類5枚
ちょっと置いてた雑誌数冊が、、

ダメになりました。。

その年の4月に、畳を新しくしたばかりだったんですけどね。

なぜカビが生えたんでしょう?

 

畳を傷つけないようにする家の”落とし穴”

カビが生えてることに気付いたのは、
その臭いからだったんですが、

その時には、既に畳の表面全体がカビに侵されてました。

もちろん、たった1日ではそこまで広がりません。

それじゃあ、
なぜ、その時まで気付かなかったのか?

それは、
『畳のうえに、”ござ”を敷いていたから』なんですね。
畳が痛まないよう、畳の上に”ござ”を敷く−−

地方の家や、
地方出身の方の家だとよくあるかと思います。

確かに、
畳が日焼けで黄色くなることもありませんし、
畳が傷つき、ほつれることもありません。

畳と畳の間にホコリが溜まって、
掃除が面倒ということもありません。

結果、長い間使えるんですね。

私の家では、
そういう理由で、畳の上に”ござ”を敷く習慣があります。
物を大切に使いたい−−

その想いが今回は裏目に出ました。

 

新しい畳は生きている

といっても、生物的に生きてるわけではないですが。
(畳屋さんの受け売りです)

“生きてる”というのは、
『素材のい草がまだ乾いてない』ということです。
通常、
畳は湿気を吸い、部屋の湿度を調整してくれます。

ですが、新しい畳はそれが十分にできないんですね。

むしろ、
湿気を吐き出すくらいです

ということは、、

畳を新しくしたときは、
空気の流れを良くしてあげる必要があるんですね。
にも関わらず、”ござ”を敷く。

空気の流れなんてありません。

そりゃ、カビも生えますわ。

 

といっても、生えてしまった。どうすれば?


「また交換でしょうか?」

畳屋のおっちゃん
「いやいや、大丈夫ですよ」

①晴れて乾燥した日に、天日に当てて乾かす。
②そして亀の子だわしで撫でるようにとカビを払い落とす。

これだけで元に戻ります。

というのも、
最近の畳って、い草が使われてるのは表面だけなんですね。

その中は木やウレタンなどの素材からなっています。

つまり、カビが生えるのは表面だけで、
中は全く問題がありません。

なので、
カビを乾燥させて、払い落としてしまえば、
それで元通り使えます。
『また畳代がかかるのか』と思ってたんですが、
お金をかける必要はありませんでした。

驚きです。

 

まとめると、、

・新しい畳の上にはござやマットは敷かない。
・布団やマットレスの直置きも注意。(布団は上げて、ベッドは足付きを)
・風通しをよくする。(空気が循環するだけでも、カビは生えない)
・カビが生えてしまった場合は、天日で乾燥させて、亀の子だわしで払い落とす。

以上、
新しい畳に生えるカビの予防と、その対応策でした。

これで、今度の梅雨は大丈夫ですね。

それでは!

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