知っトク ナビたん

Read Article

初めての人へ。ハムスターの飼い方・選び方 長生きのコツ。

スポンサード リンク
初めての人へ。ハムスターの飼い方・選び方 長生きのコツ。
この記事の所要時間: 1224

「ハムスターを飼ってみたい!」

「だけど何もわからない」

誰でも最初はそうですよね。

 

この記事では、かつてペットショップで働いていた私が、ハムスターの飼い方・選び方などについて紹介します。

お店へ向かう前に、読んでおいてください

スポンサード リンク

 

目次

 

 

ハムスターの種類と特徴。

 

まず、一般的にペットショップなどに流通しているハムスターは、主に 3 種類います。

 

小型で、ブルーサファイアパールホワイトパンダなどの多様な毛色をもつジャンガリアン種

Exif_JPEG_PICTURE

大型で白+茶キンクマなどの毛色をもつゴールデン種

2014_07_14_1_3

そして、ジャンガリアン種よりさらに小型のロボロフスキー種

2014_07_14_1_4

の 3 種類です。

 

そして、それぞれ次のような特徴があります。

▷ジャンガリアン種

・体長 7 ~ 8 cmほど

・寿命は 2 ~ 3 年

・人に懐き、手乗りや直接のエサやりが可能

・繁殖目的以外では基本的に単独飼い

・価格は 500 ~ 3000 円ほど(毛色によって異なる)

▷ゴールデン種

・体長 12 ~ 15 cmほど

・寿命は 3 ~ 4 年

・とても人に懐き、手乗りや直接のエサやりが可能

・繁殖目的以外では基本的に単独飼い

・価格は 1000 ~ 3000 円ほど(毛色によって異なる)

▷ロボロフスキー種

・体長 4 ~ 5 cmほど

・寿命は 2 年前後

・人にはほとんど懐かない、特別に人に慣れた個体なら直接のエサやりは可能、手乗りはほぼ不可

・元々集団で暮らすため、多頭飼いが可能

・価格は 1500 ~ 2000 円ほど(毛色は1色のみ)

 

ペットショップでは 1 つのケースに沢山入っていますが、自宅で飼育する場合は基本的に 1 匹だけで育てましょう

多頭飼いはケンカの原因になりますし、ケンカで傷つき弱った個体は、別の個体に食べられてしまうこともあるからです。

(実際、ペットショップでも起こってます)

 

また当然ですが、この 3 種を混ぜて飼うことはできません

そのため、あなた(またはあなたの子供)がハムスターを飼いたいとして、その目的に応じてこの 3 種のいずれかを選ぶことになります。

手に乗せて遊んだり」というスキンシップが目的なら、ゴールデン種

基本的に眺めて、たまにはご飯を直接あげたい」というのであれば、ジャンガリアン種

触らなくていい、ただ眺めていたい」というのであれば、ロボロフスキー種が良いんじゃないでしょうか。

 

ジャンガリアン種もよく手乗りにして遊んでいる人がいますが、ゴールデン種に比べてストレスが多いため、触りすぎて亡くなってしまうトラブルも多いですね。

スキンシップを多くとりたいのであれば、大型のゴールデン種がオススメです。

 

 

夜行性。

 

そして、ハムスターを飼う前に知っておいてほしいことが 1 つ。

それはハムスターが夜行性だということです。

 

基本的に昼間は食べて寝るだけで、夕方~朝方にかけて活発に行動します。

そのため、「電気を消したらゴソゴソ・ガラガラし始めた・・寝れない」なんてこともありますよ。

気になる人は気になる音なので、「静かに寝たい」という人は飼育スペースをよく考えて下さい

 

また昼間は彼らも眠いため、触れ合いも “それなり” です。

本当に色々と遊べるのは夕方~夜にかけて。

 

もし昼間にガッツリと遊びたいのであれば、フェレットモルモットなどの選択肢もあります。

どちらもとても人懐っこく、さらに鳴き声が小さいため、マンション飼育が可能です。

(モルモットも夜行性ですが、人と暮らすことで昼行性になります)

 

 

飼育を決める前にやってほしいこと。

 

また、ハムスターの飼育を決める前に、ぜひやって欲しいことも 1 つあります。

それは、近くのハムスターを看れる動物病院を調べておくこと

 

あまり考えたくないことでしょうが、ハムスターだって生き物。

病気にもなるし、ケガもします。

ジャンガリアン種なら 2 歳、ゴールデン種なら 3 歳を超すと急に病気やケガが増えてきますね。

 

ハムスターなどの小動物を診察対象外としている動物病院もあるので、「ハムスターを看れるか?」「評判は悪くないか?」「夜間対応はあるか?」などを確認しておいてください。

購入直後に一度先生に見せておくことで、トラブルがあった時の対応が早くなります。

 

いざという時は時間との勝負。

飼育を決める前に、行きつけを決めておきましょう

 

もし近くに病院がない方は、飼育を諦めたほうがいいかもしれません

 

 

飼育に必要なもの。

 

いざ飼育を始めるとなると、最低限、次のアイテムが必要です。

▷ケージや水槽、衣装ケース

ハムスターを飼育する家です。
鳥かごのようなケージと、水槽衣装ケースプラケース、それらが複合したアトラクションタイプなどがあります。

個人的には、冬季に保温しやすい水槽や衣装ケースがオススメ
飼育する環境が通年で暖かい部屋(気温 15 度を下回らない)であれば、ケージでも良いかもしれません。

ただ、ケージは手を挟んでケガをしたり、骨折したり、脱走したりします。
木くずや砂を使っていると、周りにも飛び散りますね。臭いも少し気になります。

また高さのあるアトラクションタイプは、落ちて骨折することが多いためオススメできません。

2014_07_15_1_2

▷床材(とこざい)

水槽やケージの底に敷くものです。
木くず牧草新聞紙などが一般的でしょうか。

オススメなのは “木くず”
「安い」「入れ替えがラク」「フワッとして暖かいためハムスターが落ち着く」などのメリットがあります。

砂もハムスターが喜びますが、安くない、重い、入れ替えが面倒と少し使いにくいです。

牧草や新聞紙はやめましょう
固い牧草はハムスターのほお袋を貫通する事故につながりますし、新聞紙も口の中でつまる事故のリスクがあります。

 

また、トイレは不要です。
そもそも完全には覚えませんし、トイレに使われる固まる砂がハムスターの喉に詰まって亡くなるという事故が起きています。

ハムスターは自分でトイレを決めるため、こまめに掃除をしてあげてください。

2014_07_15_1_3

▷給水器

水を飲むのに必要です。
水皿でも代用可能ですが、うっかり濡れて風邪をひくこともあります。

給水器が無難ですよ。

ゴールデン種は大きさが違うため、注意。

2014_07_15_1_4

▷隠れ家・巣

人の目を遮るための隠れ家が必要です。

幅 20 cm × 奥行 15 cm × 高さ 10 cmくらいのものがいいのですが、売ってないんですよね。
100円ショップで丁度いいサイズの箱を探してみてください。

段ボール箱やティッシュの空箱でも大丈夫です。
ハムスターが通れるくらいの穴をあけてあげましょう。

高いものを長く使うより、安いものをどんどん交換したほうが便利ですよ。

100円ショップの紙箱。穴をあけることで巣になる。

100円ショップの紙箱。穴をあけることで巣になる。

▷エサ皿

陶器製のもので重さがあれば何でも構いません。

プラ製は噛んでしまうのでNG。

2014_07_15_1_6

▷回し車

ハムスターは本来 1 日に約 2 kmほど移動する動物です。

飼育環境下ではどうしても運動不足になるため、回し車を入れてあげましょう。
音の静かなタイプがオススメですよ。

2014_07_15_1_7

▷食料

食事は人工飼料を中心に、生野菜(コオロギやミルワーム)をあげます。

ヒマワリの種などのシード系は 3 ~ 7 日に 1 度程度、ぶっちゃけ無くても構いません。
種は脂質が多く、太って病気になりやすくなるんです。

意外と虫を喜んで食べるため、タンパク質の補給として頻繁にあげてください。

少し高くても、バランスのとれたものがオススメです。

ペットショップでも使用しているもの。個人的にオススメです。

ペットショップでも使用しているもの。個人的にオススメです。

 

そのほか、飼育環境によっては次も揃えるといいかもしれません。

▷保温シート

水槽を保温する場合に使います。
冬季寒い部屋で飼育する場合に必要です。

2014_07_15_1_9

▷トイレットペーパーの芯

喜んで遊びます。
ただし、トイレットペーパー自体は喉に詰まるのでNG。

▷かじり木

葉が伸びすぎないように、入れます。
ストレス解消にもなるようですね。

2014_07_15_1_10

▷電源コードカバー

コードをかじって感電死する例が多いため、部屋を散歩させるのであれば必須です。

外した回し車の中に入れて散歩させるという手もありますよ。

2014_07_15_1_11

 

 

飼育環境を作る。

 

必要なものがそろったら、飼育環境を作りましょう。

 

といってもやることは簡単。

ケージや水槽に床材を 3 ~ 5 cmほど入れ、その上に隠れ家とエサ皿、回し車を置く

そして給水器をセットするだけです。

 

また暑さと湿度に弱いため、夏はエアコンを点け、風通しをよくしてあげましょう。

冬は逆に保温が必要です。

 

 

ハムスターの選び方。

 

環境が整ったら、ハムスターを迎えましょう。

通販で買うより、ペットショップで購入したほうが、人に慣れた個体が多いですよ。

 

選ぶ時は、次のポイントをチェック

・よく食べるか?

・よく動くか?

・おかしい動きはないか?(遺伝的に弱い)

・ケガなどはしていないか?(弱っている)

・鼻水、目やになどないか?(風邪や病気にかかってるかも)

・耳は綺麗か?(ダニなどがいるかも)

・売られてる水槽などの中に手を入れて、手に興味を示すか?

基本的に、大きめの個体であるほうが生命力が強く長生きします。

 

 

自宅に迎えるときの注意点。

 

購入したら、小さな箱に入れて家まで連れて帰ることになります。

(初めてだと、きっと驚きますよ)

その際、元の飼育環境の床材(使用済み)を少しだけ分けてもらってください

 

そして家に着いたら、すぐに箱を開き、箱ごとケージや水槽に入れてあげます。

それから周りを新聞紙などで覆い、人の目が触れないようにしましょう。

もちろん、スキンシップも控えます。

 

こうすることで、新しい環境に来たことによるストレスを緩和することができるんですね。

また、先ほど分けてもらったお店の床材に自分のニオイがついているため、より安心させることができますよ。

 

新しい環境に慣れるまで約 1 週間ほどかかります。

せめて 3 日間はあまりのぞかず、食料と水の補給だけに留めましょう

それ以降は少しずつ、声掛けや触れ合いを増やし、慣らしていきます。

 

これを守らず「 3 日で死んでしまった」という人が沢山いました。

『最初は絶対に触らない』を守ってください。

 

 

食料や水の補給、掃除について。

 

食料や水の補給は朝と夜に行います。

それ以外でも、水がなくなっていたら補給してあげてください。

食料は基本的に少な目で問題ありません。(勝手に貯めこみます)

 

また掃除は 2,3 日に 1 回の頻度で行います。

基本的に床材を入れ替えるだけですが、元の床材を少しだけ残してあげてください

自分のニオイが完全に消えると、ハムスターはストレスを感じます。

 

隠れ家がボロボロになっているようであれば、新しいものに換えてあげましょう。

 

 

触れ合う時の注意点。

 

せっかく買うのだから、触れ合いはしてみたいもの。

ただし次のことを覚えておいてください。

▷外に出すときは座って。

ペットショップの店員でもよくあるのですが、立ったままケージや水槽の外に出すのは危険です。
もし手から落ちてしまうと、足や手などを骨折します

外に出すときは、座ってからにしましょう。

▷触れるときは下から。

上から鷲づかみにしようとすると、噛んだり逃げたりします。
下からすくい上げるように手に載せてください。

▷エサを触った手や他のハムスターを触った手で触れない。

エサのニオイ別のハムスターのニオイがついていると、噛まれることがあります。

ゴールデン種のキバはなかなかの威力なので、要注意。

▷アナフィラキシーショックが起こるかも。

噛まれると、唾液に反応してアナフィラキシーショックを起こす人が少数います。

噛まれて 10 分ほどでジンマシンや動悸・息切れ・めまい・貧血・腹痛などの症状が出るのですが、さらに体調が悪くなるのであれば医師の診察を受けてください。

 

以上、これだけを覚えておいてもらえれば、1 匹を寿命まで飼育することは可能ですよ。

 

ハムスターだけに限らず、ペットの多くはとても小さく弱い生き物ばかり。

『命綱があなただけ』ということがほとんどです。

大切にしてあげてください。

 

それでは。

 

 

 

ちなみに、マンションで飼えるペットを探している人には、こちらの記事もオススメです。

『マンションで飼えるペットは何?オススメ7選のご紹介』

ハムスター以外にも沢山いますよ。

 

▼ハムちゃんと良い関係を築きたい人はコチラも。人気です。

Leave a Reply

*

Facebookでコメント

スポンサード リンク
Return Top