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何はともあれ、まずは写真を撮りましょう。
iPhoneなど、新しいスマートフォンのカメラでも撮る事が出来ますが、
出来るだけデジカメを使った方が上手くいきます。
撮るときのコツは、
・灰系(または水色系)無地の背景で
・背景から40cm以上離れて
・部屋を明るくし
・被写体に白い紙を持ってもらい
・水平な位置にカメラを固定し
・フラッシュを使って
・離れた位置(2,3m)からズームで撮る
こと。
背景が白だと輪郭がぼやけてしまうため、灰色や水色の背景がオススメです。
特に、免許やパスポートなどの精確な顔写真が求められる場合は、白の背景では却下されることがあります。
また背景から近い位置で写真を撮ると、フラッシュの影響で背景に影が映ってしまいます。
こちらも輪郭がぼやける原因となるため、背景から40cm以上離れて撮影しましょう。
(上記と同じく、正確な顔写真が求められる場合は却下の原因となります)
被写体に白い紙を持ってもらうのは、白い紙に当たる光を反射させ、顔を明るく見せるため。
紙の角度を調節し、顔が明るくなるポイントを探しましょう。
そして、ズームを利用する事でレンズ歪みの少ない写真を撮ることができます。
証明写真に歪みはNGなので、出来るだけズームを利用して撮りましょう。
写真が撮れたら、証明写真サイズに加工します。
加工方法はいくつかあるので、好みの方法を選んで下さい。
『IDphotoGenerator』という無料サービスが提供されています。
アプリのダウンロードも不要で、使用した写真データも10日で削除してくれるという安全設計。
使い勝手が良いのでとても便利ですよ。
使い方は、加工元となる写真を取り込み→範囲を指定するだけ。
履歴書用(40mm×30mm)とパスポート用(45mm×35mm)で別に加工することができます。
ただ、加工できるファイルは “.jpg” と “.jpeg” に限られます。
iPhoneなど携帯で撮影したファイルは “.png” ファイルになることが多いため、一度.jpgファイルに変換してから使いましょう。
(PCなどでファイルを開き>名前を付けて保存>形式を選択>.jpgで変換可能)
上の方法が一番簡単でオススメですが、
「自分で作りたい」
という人はペイントで。
写真をパソコンに取り込み、”右クリック>編集” から加工します。
①撮った写真の左右上下を切り取り、手作業で以下のピクセルサイズに整える。
履歴書:472×354ピクセル
パスポート:531×413ピクセル
②白地でL版はがき(1500×1051ピクセル)サイズのファイルを用意する。
以下をダウンロードして使ってください。
③②のファイルに①で作成したファイルをコピー>貼付けして完成。
アプリのダウンロードや購入が必要ですが、以下のような加工アプリもあります。
(2015/02/12時点)
(クリックするとアプリダウンロードの画面が開きます)
携帯だけで撮影・加工が行えるのはメリットですが、アプリ代がかかるのが気になります。
バックパッカーなど、頻繁に証明写真を求められる人には便利かもしれません。
以上、いずれの方法でも証明写真の作成は可能ですが、パスポート用の場合は顔の縦のサイズが大きくなりすぎないように。
サイズが大きすぎると、加工した際に顔の端が切れるため申請却下の原因となります。
顔の縦サイズは32〜36mm(377〜425ピクセル)以内におさめて下さい。
(幼児などの子供は例外で、顔のサイズが小さくても問題なし)
写真の加工が終わったら、加工後のファイルをSDカードやUSBメモリに保存し、プリンター複合機のあるコンビニへ向かいましょう。
(一部スーパーやデパートにもありますよ)
あとは以下の手順で、画面の指示に沿って印刷します。
①カラープリントを選択
②外部メディア(SDカードやUSBメモリ)を差し込む
③印刷サイズを“はがきL版”に選択
④印刷する写真ファイルと印刷する枚数を選択
⑤印刷に必要なお金(L版1枚30円〜)を入れて、印刷開始
印刷は30秒ほどで終わります。
出てきた写真を受け取り、外部メディアを忘れずに持ち帰りましょう。
この方法で自作した写真は
「安いと画質が悪いんじゃないの?」
なんて思われがちですが、証明写真としては全く問題ありません。
私も実際に、精確さが求められるパスポートの申請で使用しましたが、何も言われませんでした。
とても安く済みますし、カメラを持っている人はチャレンジしてみて下さい。
それでは。
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