知っトク ナビたん

Read Article

椎茸が生えない・育たない原因は?これで解決できるかも オススメの栽培法

スポンサード リンク
椎茸が生えない・育たない原因は?これで解決できるかも オススメの栽培法
この記事の所要時間: 835

“簡単に沢山のしいたけが採れる!”

そんなキャッチコピーにつられて買ってしまう、椎茸の木。

 

しかし、

「ぜんぜん生らないじゃないか!」

「失敗だったのか」

そういう経験は無いでしょうか?

 

今回は、椎茸の木に浸水操作をしたけれども生えなかった原因と、私がとった解決策について紹介します。

諦めるのはまだ早いかもしれませんよ。

スポンサード リンク

 

 

2500円で50円分。

 

じつは一昨年、私もしいたけの木を2本買いました。

合計で2,500円。

 

5月頃に浸水操作をし、家の周りの湿度の高い日陰に放置。

『沢山とれたらいいなぁ〜』

なんて思いながら毎日水をかけ、椎茸が育つのを待っていました。

 

しかし、、

 

・浸水操作後、数日〜1週間で発芽が始まります。

→全く発芽せず。

・浸水操作が足りなかったのか?

→丸2日やっても変わり無し、それどころか種駒からシイタケオオヒロズコガの幼虫が飛び出し、種駒が食べられてしまっていることが発覚する。

・メーカーや販売店に問い合わせる

→メーカーからは返答無し、販売店は「そういうこともありますから・・」とのこと。

 

結局、椎茸の木2本から採れたしいたけは、たったの3個

しかもいずれも自然発生したもの。

スーパーでは6個100円ほどなので、実質50円分ほどのリターンです。

全て、こどものおやつになりました。

 

『失敗だったんだな』

『こんなものなのか・・』

と椎茸栽培を諦めた私。

その後、椎茸の木は、半年以上野ざらしで放置されていました。

 

 

しいたけが育たない原因は?

 

しかし、喉元過ぎればなんとやら。

去年の2月初め、農協で安く売られている椎茸の木を見つけて、また買ってしまいました。

(太い木で800円・・)

 

一度失敗しているため『こんどこそは!』と色々と手を打ってみたのですが、今回は上手くいったようです。

しかも、なんと、一昨年ダメだった木も生えてきました

 

なぜ、一昨年は上手くいかなかったのか?

一般的な栽培法を取っているのに失敗する原因は、以下のことが考えられます。

▶︎湿度が足りない

▶︎椎茸の木に菌が広がっていない

▶︎シイタケオオヒロズコガの幼虫が入り込んでいた

 

椎茸の木の栽培に際して、ほとんどの人は栽培法や育て方を調べ、木を置く場所なども考慮してから栽培を始めることでしょう。

そのため、”暑すぎる”、”寒すぎる”、”日光に当たりすぎる” などのミスをする人はあまり多くないはず。

 

しかし、それでも椎茸が生えてこないのは、上記のいずれかが原因です。

順番に説明しますね。

 

 

▶︎湿度が足りない

実際に椎茸を栽培してみて分かったのですが、椎茸の栽培には温度より湿度が重要です。

最低気温が5℃以下になるような寒さでも、湿度が十分にあれば椎茸は生えてきました。

ホダ木に付属している説明書やネット上では、屋外の日陰に立てかける育て方を見かけますが、あれは “土の地面” に “適度な風通しのある通路のような場所” だから湿度が確保できているだけ。

“コンクリの地面” や “風を遮るものがない場所” では湿度が十分に確保できないため、椎茸は生えてきませんよ

 

▶︎椎茸の木に菌が広がっていない

ホームセンターや農協が「今年の冬に種を植え込みました」と売り出している木を買った時にありがちな原因です。

じつは椎茸の元となる種駒を植え込んでも、すぐに椎茸は生えません。

菌が木全体に広がる時間が必要なんですね。

そのため、通常は “仮伏せ” と呼ばれる菌が根付く期間を設けるのですが、しいたけ農家でもない私たちはそんなこと知りません。

買ってすぐに浸水操作し、「生えない」「失敗した」と思ってしまうんです。

 

私も一昨年購入した椎茸の木(失敗したヤツ)が去年は生えてきました。

「生えなかった」という人は木を3ヶ月ほど雨が当たる日陰で放置し、木の切り口に白い菌が広がるまで(以下画像参照)待ってみてはどうでしょうか。

菌が木全体に行き渡ると、断面が白くなる

菌が木全体に行き渡ると、断面が白くなる

 

▶︎シイタケオオヒロズコガの幼虫が入り込んでいた

長い間屋外で販売されている椎茸の木にありがちな原因です。

シイタケオオヒロズコガという蛾がいるのですが、この蛾は椎茸のホダ木に卵を産みつけ、その幼虫は椎茸の菌を食べて大きくなります。

8月頃に購入する場合は、種駒(発泡スチロールのフタ)周辺に糞があるか・ないかで判断することができるのですが、冬をまたいで春頃に購入する場合は、幼虫が羽化するまで分かりません。

私は丸2日にわたって浸水操作をしたときに、幼虫が発泡スチロールを食い破って出てきたのを見て気付きました。

 

一応、一度食われた木であっても、翌年は生えてきます。

しかし量は圧倒的に少ないですし、羽化した蛾が他の木に広がることを考えると、処分してしまった方が良いでしょう。

(ちなみに、蛾がいた木はコメリに売られていた “しいたけの成る木” です)
(メーカー:森産業さんと販売店、両方に問い合わせましたが結果は最初に書いた通りでした)

コメリは苗や種芋の状態も悪いですし、苗関係では二度と買いません。

 

 

さて、これら3つの原因を解消し、さらに気温や日光などの条件をクリアするにはどうしたらいいのか?

次は私が実践したオススメの栽培法を紹介します。

 

 

簡単で失敗しない椎茸の育て方(ベランダ栽培にも)

 

▶︎用意するもの

布団袋

2015_04_14_1_3

布団収納用の圧縮袋です。

厚手で破れにくいのでオススメ。

発泡スチロールの箱(50×40×30以上のサイズ)

2015_04_14_1_4

高さが30cm以上の大きめの箱がオススメ。

近くに魚屋や八百屋があれば、タダで貰えるかもしれません。

のこぎり

2015_04_14_1_5

台所ネット

2015_04_14_1_6

ネットなら何でもOK

ガムテープ

布タイプがオススメ

布タイプがオススメ

鉛筆やドライバーなど先が尖ったもの

2015_04_14_1_8

ある程度の太さがあるものを

 

▶︎準備〜育て方

①しいたけの木を発泡スチロール箱に入るサイズに切る。

家庭で栽培するには1mは長過ぎます。管理しやすいように椎茸の木を切りましょう。

室内用のしいたけ栽培キットは20〜30cmくらいのサイズですし、そのくらいの大きさが使いやすくて便利ですね。

浸水操作も楽になります。

②発泡スチロール箱に水を入れ椎茸の木を沈める。(24〜48時間)

いわゆる浸水操作です。

専用の袋や箱が無くても、厚手のビニール袋で代用できます。

また、庭がある家なら庭に穴を掘り、その中に布団袋ごと沈めるとやりやすいですよ。

初回は発泡スチロールの箱に沈めても問題ありません。

木全体が水に浸かるよう、重しをします。

 

シイタケオオヒロズコガの幼虫がいる可能性があるのであれば、48時間ほど浸けましょう。

窒息して出てきます。

③発泡スチロール箱の側面に穴をあける。

風が少しだけ通るように鉛筆などの尖ったものを使い、1cmほどの穴を6〜10ほど作ります。

④穴の側面に台所ネットを貼りつける。

虫やナメクジの侵入を防ぐため、穴を塞ぐネットを取り付けます。

台所ネットを切って、ガムテープで止めましょう。

2015_04_14_1_9

⑤しいたけの木を発泡スチロール箱に並べる。

浸水操作の終わった木を加工した発泡スチロール箱に並べます。

すきまが出来るように、そのまま立てるか、斜めに立てかけるのがオススメですよ。

2015_04_14_1_10

 

後はフタが飛ばないように重しをのせ、軒下などに置いておきましょう。

5日〜1週間ほどで発芽が始まり、1週間〜10日ほどで収穫できるようになります。

木が乾燥しているようなら、定期的に水をかけてあげて下さい。

 

この方法なら、ベランダなどの小スペースでもちゃんと栽培・収穫することができます。

日の当たらない場所を探したり、虫除けネットを張ったり、簡易ハウスを作る必要もありません。

 

ただ、1つだけ注意することがあって、それは “箱内は熱が篭りやすくなる” こと。

気温の高くなる6月中旬〜9月中旬は “フタを開ける”、”日陰に置く” などの対処が必要になります。

まあ、その時期になれば椎茸も成らないでしょうし、木を箱の中に並べてフタを少し開けて保管しておけば大丈夫です。

涼しくなる頃にもう一度浸水操作をしてやれば、再び生えてきますよ。

 

 

以上、椎茸の生えない原因と解決策、オススメの栽培方法についての紹介でした。

 

「今まで上手くいかなかった」という人は、ぜひ試してみて下さい。

今年は上手くいくかもしれませんよ?

 

それでは。

 

 

 

ちなみに、「ベランダで野菜を作りたい」「庭を畑にしてみたい」という人はこちらもどうぞ。

実体験を元に色々と書いてます。

 

▼しいたけ以外も作れます

Comments & Trackbacks

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. コメリで買ったナメコの種駒で山の中にある倒木にそのまま長木で植菌し、2年目まで放置。今年、2.7kgの収穫がありました。植菌の種駒は森産業のものではなく、違うメーカのものでした。550円の種駒代は原木ナメコの値段に比べれば収益率は10倍以上です。ちなみにシイタケの種駒は森産業のものを使っていますが、これも問題はなく出てきます。まあ運が悪かったということでしょうね。

    • 上手くいく人は「何にもしなくても」なんて言いますね。

      じつは、その後2回チャレンジしてるのですが、やはり一般的なやり方ではダメでした。
      環境などが悪いのかもしれません。。

      山の中なら湿度が適度に保たれそうで良いですね。
      最近知り合いが猟師になったので、山に入れるようになったら試してみます。

  2. この手順を試したところ、生えてこなかった原木から、山のように生えてきました。
    お陰様で元がとれそうです。ありがとうございました。(^^)

    • >>ゆうさん

      おめでとうございます!!
      私もその後いろいろ試してますが、この方法以外ではまともに育ちませんでした・・

      ただ、この方法だと3回以上繰り返すことで腐り易くなりますので、1度収穫したら木をしっかりと休ませてあげて下さいね。
      腐ると二度と生えてきませんから・・orz

Leave a Reply

*

Facebookでコメント

スポンサード リンク
Return Top