
ジェットコースターやバイキング、フリーフォールなど、
ほとんどの遊園地において1つは存在する “絶叫マシン”。
「大好き」「平気だよ」という人とっては楽しいアトラクションの1つですが、「怖い」「絶対にムリ」という人にとっては見ただけで顔が引きつる乗り物です。
しかし、、
デートやサークルの旅行では避けることが出来ませんよね。
じつは私も絶叫マシンは苦手なのですが、
今回は、そんな私がフジヤマ強制連行4連続の経験から編み出した、絶叫マシンの克服法を紹介します。
苦手が得意に変わるワケじゃありませんが、
過去に「怖い」という後輩に試してもらったところ、「確かに楽しめました」という感想を貰いました。
※高所恐怖症の克服に有効かは不明です。
絶叫マシンが怖い理由。
これを読んでいるということは、あなたは絶叫マシンが苦手ですね?
では、1つ質問です。
あなたが絶叫マシンが苦手な(または怖い)理由は、何でしょうか?
▶︎速いから?
▶︎高いから?
▶︎落ちそうだから?
▶︎お腹がひっくり返りそうだから?
▶︎見える世界がグルグル回るから?
これはいずれも私が苦手な理由なのですが、あなたにも当てはまるんじゃないでしょうか。
ただ、これらは本当の理由ではありません。
より根本的、より本能的なところでの「絶叫マシンが嫌い」な理由は、
人が自分では生死をコントロールできない場所(方向や高さ)で、人としての限界を超えた動き(力や速さ)を、強制的にさせられるから です。
「自分の力ではどうしようもない」
そんな状況に置かれたとき、人は生命の危機、つまり “恐怖” を感じます。
絶叫マシンというのは、そんな “どうしようもない状況” や “恐怖” を安全に体験するアトラクションなんですね。
では、そんな恐怖を克服するには、どうしたらいいのか?
私がオススメする方法は2つあります。
力に逆らわず▶︎受け流してみる。
絶叫マシンの克服法、その1。
「ジェットコースターでは、毎回セーフティーバーにしがみついて、歯を食いしばって耐えてる」
そんな人に試してもらいたいのが、コレです。
ジェットコースターなどの足下が固定された絶叫マシンに乗ったら、
①いつも通りに座って、セーフティーバーを降ろす
②カカトを浮かせて、ヒザとバーを力一杯くっ付け、下半身を固定する。
③上半身の力を抜き、ダラーっとする。
④絶叫マシンのスピードが上がったら(ジェットコースターの落下が始まったら)、両手を離してバンザイするような格好になり、空を見上げる。上半身は常に脱力させておく。
⑤後は終点まで流れに任せておけばOK。
「両手を離すなんて」
「あり得ない!怖い!」
と思うでしょうか。
しかし、じつは逆。
両手を離さないから怖いと感じるんですよ。
ジェットコースターなどの高速系が怖いという人は、加速に耐えようとするから怖くなります。
カラダが加速に耐えようとGを受け止めてしまう。
しかし耐えられないから怖いんですね。
この方法では、その加速を受け流します。
上半身を脱力しブラブラさせることで、Gが上に抜けていくんですね。
この方法でジェットコースターに乗ると、「気持ちいい」という感覚が分かるはず。
例えるなら、ウォータースライダーを滑っていく時に似てますね。
『流される〜〜』という感じです。
目は開けても良いですが、目を閉じた方が気持ちよさが増しますよ。
ただし、こちらの方法は足下が踏ん張れるタイプの絶叫マシン向け。
トンデミーナやええじゃないかなどの足下が固定されないタイプでは難しいため、次の方法を試してみて下さい。
強制さを逆手に▶︎空を飛んでみる。
絶叫マシンの克服法、その2。
こちらは上の方法よりも多少慣れが必要になりますが、基本的に全ての絶叫マシンに通用します。
その方法は単純で、
ドラゴンボールの悟空のように、舞空術(ぶくうじゅつ)で空を飛んでいるつもりになること。
一見アホらしいかもしれませんが、コレはかなり有効ですよ。
というのも、先ほど紹介したように、
絶叫マシンで恐怖を感じるのは、”人の限界を超えた力で自分の意図しない方向に強制的に振り回されるから” です。
しかし、、
もし、、
その動き、自分が望んだモノだったら、どうでしょう?
つまり、
「その方向(マシンが動く方向)に行きたい」
「だから(絶叫マシンで)飛んでいく」
「宙返りするのも、横に回るのも、自分が望んでいる」
ということです。
機械を通しての動きとはいえ、自分の意図した(と思い込んでいる)方向に飛ぶことが出来るというのは、とても気持ちがいいです。
進行方向を目で見据え、カラダをそちらに持っていく(左曲がりならカラダも左側に)と、まるでドラゴンボールの世界に入ったかのような気分になりますよ。
ただ、上にも書いたように、絶叫マシンと自分の動きのイメージをシンクロさせるために慣れが必要です。
妄想が得意な人ならすぐに慣れるでしょうが、そうでない人はまず1つ目の方法からどうぞ。
以上、フジヤマ強制連行4連続の恐怖体験から編みだした、絶叫マシン克服法の紹介でした。
「怖くて怖くて仕方ない」という人は試してみて下さい。
根本の苦手意識を変えることは出来ないかもしれませんが、1日を楽しむ程度なら十分ですよ。
それでは。
ちなみに、遊園地といえばデートですね。
好きな相手と2人で来たいもの。
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▼次に行くときのために。
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