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かんたんに言うと、
寒暖差によって起こる、アレルギー症状によく似た症状
です。
正式名称は『血管運動性鼻炎』といいます。
急激に変化する気温の差が、
鼻の粘膜血管を広げ、粘膜がむくむことで、
“鼻水”や“鼻づまり”、“くしゃみ”や“咳”などが起こります。
症状だけを見ると、完全にアレルギーなんですが、、
『寒暖差アレルギー』なんて言われますが、
アレルギーではありません。
検査をしても、
花粉や黄砂、化学物質などのアレルゲン(アレルギーの原因)は見つからないんです。
「じゃあ、なぜ起こるの?」
▷”自律神経”が気温の変化に対応できないから
なんですね。
私たちのカラダには“自律神経”という、自動調整機能があります。
これは、暑い時は血管を広げて汗をたくさん出し、体温を下げます。
また、寒い時は血管を縮め、体温が下がらないようにしてくれます。
この自動調整機能があるから、私たちは毎日を快適に過ごすことができるのですが、
その対応できる気温の幅が “約7度”なんだそうです。
それ以上の気温差があると対応できません。
10 月 〜 11 月という”秋”から”冬”への季節の変わり目、
この時期は朝と夜の気温の差が 10 度以上ということも珍しくありません。
どうしても、自律神経の対応幅を超えてしまうんですね。
結果として、体内のホルモンバランスが崩れ、
“寒暖差アレルギー”や人によっては“食欲不振”、“睡眠不足”、“イライラ”などとしてカラダの表面に現れます。
「自分も、もしかしたらそうかも」
と思う人は、簡単にチェックする方法があります。
それは、
▷目が充血していないか?
▷鼻水が透明か?
ということ。
急に、”咳”や”鼻水”、”鼻づまり”や”くしゃみ”などの症状が出はじめ、
さらに、この 2 つを満たしてる場合、
『寒暖差アレルギー』である可能性があります。
詳しく知りたい方は、耳鼻科で検査してもらいましょう。
20 分ほどで結果が分かるそうですよ。
ちなみに、、
“さむけ”を感じる場合は、本当に風邪を引いてる可能性が高いです。
耳鼻科でなく、内科へ行きましょう!
寒暖差アレルギーの原因は、
『気温の変化に自律神経が対応できないから』でした。
ということであれば、
寒暖差アレルギーへの対策は、
私たちが『気温の変化に対応してあげればいい』だけです。
簡単ですね。
実は我が家も、妻と子供達がこれにかかりまして・・
そこで色々試してみた結果、以下の方法がオススメです。
1.カラダに寒暖の差を伝えない
▷外に出る時は、+ 1 枚の服装を用意
▷マフラーやマスクを使用
▷寝る時は肩と背中を冷やさない。
朝〜昼間、出勤や通学で外出する時は、1 枚羽織れるモノがあるといいです。
首を冷やさないために“マフラー”、
粘膜を直接冷やさないために“マスク”も、あると便利ですよ。
最近はオシャレなマフラーも多いですし、
今まで「使ったことがない」という人も、この秋〜冬、デビューしてみてはいかがでしょうか。
寝る時は、肩と背中を冷やさないようにしましょう。
1 枚多めに着込むのもいいですし、
背中だったらタオルを仕込むのも有効でした。
小さな子供にはタオルがオススメです。
2.寒い時はカラダを暖める
▷暖かいものを摂る
▷シャワーでなく、湯船に入る
食べ物でも、飲み物でも、暖かいものを摂りましょう。
それだけで全然違います。
オススメは、朝一に60℃くらいの白湯を飲むこと。
通勤・通学〜お昼頃まで、カラダの中から暖かいですよ。
体調もよくなります。
そして、寝る前は湯船に浸かりましょう。
少し熱めのお風呂に、できれば塩素除去できる入浴剤を入れて。
カラダの芯から暖まりますよ。
寝付きもよくなります。
「季節の変わり目は風邪を引きやすい」
なんて言われますが、実はそれは『寒暖差アレルギー』だったのかもしれませんね。
カラダにすべてを任せっぱなしにせず、
私たちもカラダをいたわり、季節の変わり目を健康に過ごしていきましょう!
それでは。
ちなみに、
カラダを芯から温めたい人は、こちらの記事がオススメです。
▼背中にカイロを貼るのもいいですよ
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