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ご存知でしょうか。
私たちのカラダには、
『消化』『吸収』『排泄』を行うサイクルがあり、
それぞれ時間帯が決まっているということを。
『消化』と『排泄』は今回あまり関係がないのですが、『吸収』は睡眠と深い関係があります。
時間が早い順から見ていきましょう。
早朝からお昼にかけては『排泄』の時間。
だから「朝ご飯を食べたくない」となるのは自然なことなんですね。
朝は消化酵素が少なくなってるため、それを補う形で果物→朝食の順で食べると良かったりします。
お昼から夕方、夜にかけては『消化』の時間。
内蔵も活発に動いているので、ガッツリと食事をとっても大丈夫です。
夜から早朝にかけては『吸収』の時間。
この時間にカラダは栄養を吸収し、カラダを構成する細胞を新しく作り出したり、活性酸素によって傷ついた細胞を修復したりします。
夜更かしをすると肌や髪が痛んだり、体調が崩れるのは、この修復の時間が不足するからなんです。
『吸収』の時間において、カラダの細胞を作り出したり、修復したりするためには、アミノ酸の他、ビタミンやミネラルがバランスよく必要になります。
どれか一つが不足していても、十分に作り出すことができないんですね。
『バランスよく食事をとりなさい』と言われるのは、こういう理由です。
睡眠時間を十分にとり、栄養もバランスよく取って寝る。
すると、疲れがしっかりとれる。
そう思いますよね?
ところが、、
寝室が汚れていると、そうはいきません。
カラダの修復や疲れの回復に使われるはずの栄養素が、“汚れ” の分解・除去に使われてしまうんです。
ここでいう “汚れ” というのは、主に『ホコリ』や『ハウスダスト』のこと。
私たちが起きている間は、空気中に舞っていますが、寝てしばらくすると、ゆっくり降りてきます。
私たちのカラダは、有害物質の除去 > 細胞の生成・修復という優先順位になっているため、
本来なら、細胞の生成や修復に使われるはずだった栄養素が、この、ホコリやハウスダストの分解・除去に使われてしまい、
結果として、
『疲れが取れない』となるんですね。
寝室が汚れていると、十分に寝ても疲れは取れません。
解決するには、掃除と整理整頓がオススメです。
高性能な空気清浄器を置くという手もありますが、掃除のほうが確実です。
掃除機と雑巾で綺麗にしましょう。
(むしろ、安い空気清浄機は部屋全体を綺麗にできないので買うだけ無駄です)
それでは、どう掃除したらいいのか?
私が実践しているポイントを紹介します。
寝室で汚れてるのは、なにも床だけじゃありません。
見えにくいですが、壁にもホコリなどが溜まってます。
床だけ掃除をしても、壁からどんどん落ちるため、すぐに汚れてしまいます。
壁も掃除をしましょう。
壁に掃除機をかけるだけで、部屋の空気が新鮮になりますよ。
寝具からホコリが立つのは仕方ありませんが、寝室には、できるだけ寝具以外のものを置かないようにしましょう。
ぬいぐるみなどは、なくても良いはずです。
干して乾燥させ、ダニやカビを防ぎ、ホコリを落としましょう。
携帯など、電波や電磁波を発生させる家電は、枕元1.5mは置かない方が良いようです。
カラダの近くにあると活性酸素の発生(=疲れ)に繋がります。
以上、「寝ても疲れがとれない」時の対策でした。
今週末をきっかけに、月に1度は大掃除してみてはどうでしょうか。
きっと寝起きが変わりますよ。
それでは。
ちなみに、、
『寝ても疲れが取れず、自律神経失調症になってしまった』『長く寝ると腰が痛い・・』という人は、寝室の汚れ以上に、ベッドや布団が体に合っていないことの方が原因である可能性が高いです。
そういう場合、高性能なマットレスを1枚敷くだけで劇的に改善することが多いので、試してみてください。
個人的に、以下が本当にオススメですよ。
私もダブルサイズを使ってるので分かりますが、これかなり良いです。
また、もう少し予算を抑えたものが良ければ以下が良さげ。
こちらも実物を試してみたことがありますが、若干柔らかすぎる感があるものの良かったです。
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