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「住んでみたら、違った」とならないために、
静かな部屋を選びたい人がチェックするポイントは、8 つ。
1.アパートかマンションか?
2.階層は?
3.角部屋か?
4.階段とエレベーターは?
5.昼と夜の変化は?
6.公園が近くにある?
7.学生が多い地域か?
8.住人はどんな人?
順番に見ていきましょう。
まずはこれ。
アパートかマンションかを確認しましょう。
静かな部屋に住みたいのであれば、マンションを選んだ方がいいですね。
マンションとアパートの違いは、その建築構造にあります。
アパートは、軽量鉄骨造りや木造が多く、その耐久性のため、2,3階までということが多いです。
一方、マンションは、木造はなく、鉄骨造りか鉄筋コンクリート造りで、階数に制限がありません。
また、少し古い物件で “コーポ” と呼ばれる建物は、2階建てのアパートを指しますよ。
ちなみに、今まで見てきた部屋で、一番静かだったのは、今となっては古い旧公団住宅のマンション(団地)でした。
分厚いコンクリートで出来ているため、赤ちゃんのいる家庭が複数ありましたが、とても静かですよ。
設備が古いですが、内装はリフォームされてることが多く、十分快適に暮らせます。
元大手企業の社宅なども、作りがしっかりしているためオススメです。
次はこれ。
静かに暮らしたいのであれば、意外と1階が良かったです。
『上の人の生活音が気になるんじゃないの?』と思いますよね。
確かに、全く無いわけじゃありません。
しかし、上階はそれ以上にうるさいんです。
音は、“上から下”よりも、“下から上”の方がよく響くんですよ。
以前、神奈川県の川崎で、6階建てのマンションの最上階に暮らしてたことがあります。
「静かでいいかな」と思って選んだのですが、4階で騒いでる音や外からの騒音が、2階の部屋よりもうるさかったのは衝撃的でした。
また、道路工事なんかは、夜中にやりますよね。
あの音なんか、とても響きます。幼い子供は起きますよ。
次も意外・・でしょうか。
静かな部屋を選びたければ、角部屋は止めましょう。
角部屋は外の音が響くんです。
隣の住人の生活音より、外からの騒音の方がうるさくなりますよ。
選ぶとしたら、中部屋がいいですね。
引っ越し先にエレベーターがあるか、そして、階段を歩く音が響かないかを確認しましょう。
階段を歩く音って、意外と部屋にいても気付くんです。
聞こえると気になる音なので、聞こえない方がいいですね。
だから、エレベーターはあったほうがいいですし、実際に階段を歩いてみて、部屋まで響かないかを確認しておくと良いですよ。
ちなみに、通常は6階以上のマンションにはエレベーターの設置が義務づけられています。
が、たまーに、設置されてない物件もあるんですね。
実際、私が3回目に引っ越したマンションがそうでした。
じつは、古い物件だと無いことが多いです。
エレベーターがないと引っ越し代金が高くなることもありますし、古いと耐震基準なども気になります。
特別な理由がなければ、止めておいた方がいいですね。
音や声は、昼より夜の方が遠くまで響きます。
また、昼と夜で、アパートやマンション周りの雰囲気が変わる場所もあります。
『昼は静かだったのに』『夜はうるさい場所だった・・』とならないように、部屋を下見に行くときは、昼と夜の2回見に行きましょう。
特に、街がうるさくなりやすい金曜日の夜の確認がオススメです。
公園が近くにあると、昼間は子供連れ、夜は騒ぐ若者などが集まり、うるさくなります。
以前住んでいたところは、家を1軒挟んで、すぐ近く(100mくらい)に公園があったため、昼は子供の泣き声が聞こえ、夜は飲み会の声や花火の音などが聞こえてきました。
静かな部屋が良ければ、公園は近くに無い方がいいですよ。
近くに大学などがあると、夜はうるさいことが多いです。
さらに、近くに居酒屋やラーメン屋、公園、川などがあれば、間違いなく、金曜の夜はうるさくなります。
引っ越すときは、大学が近くにないところがオススメですよ。
住んでる人が独身のサラリーマンの方が多ければ、比較的静かに暮らすことができます。
しかし、学生やフリーター、親子連れが多いと、昼も夜もうるさいことが多いですね。
特に、家族連れが多い物件は、『周りもうるさいし、お互い様』という人が多いので、2,3階離れていても泣き声や走り回る音が聞こえたり、休日の朝からDIY(自分で家具などを作ること)の作業音が聞こえたりします。
もっと寝たいのに、朝からくぎを打つ音や、ドリルの音、子供の泣き声が聞こえてくる・・。
平日忙しい人には、結構キツいものがありますよ。
不動産屋に聞けば、どんな人が住んでるかを教えてくれるので、ぜひ確認しておきましょう。
以上、『静かな部屋に住みたい人がチェックすべき8つのポイント』を紹介しました。
最後に、「ここも合わせてみておけば後悔しない」というポイントを紹介したいと思います。
◆シャワーの水圧
シャワーの水圧が弱いと、お風呂に入ってても不快です。
シャワーの水圧は、給湯器の性能に左右され、自分で変えることが出来ない部分なので、事前に確認しておくことをオススメします。
◆プロパンガスか都市ガスか?
プロパンガスか都市ガスか、確認しましょう。プロパンガスは高いです。地域によっては、都市ガスの 2 〜 3 倍ほどの料金がかかることがありますよ。
具体的な金額でいうと・・私が独身だったときの月額『都市ガス:2400〜2800円』が、『プロパンガス:4200〜6000円』という感じです。
不動産屋に聞いても良いですし、部屋の前やマンションの一角にボンベがある場合、プロパンガスだと判断できます。
◆いつでもゴミを出せる場所があるか?
意外と重要なのが、これ。
ゴミを収集するときだけゴミ捨て場が作られる場所だと、「ちょっと出したい」や「明日出せない」に対応できません。
マンション専用のゴミ出し場があると、便利ですよ。
◆ネットや電話のつながりはどうか?
鉄筋コンクリートのマンションだと、携帯がつながりにくい物件があります。
アンテナが十分に立っていても、『実際は接続されにくい』なんてこともあるので、下見をするときは、各部屋での確認もしておきましょう。
引っ越し前の、胸を膨らます期待から、引っ越し後に一転、絶望に変わってしまわないように、下見はしっかりチェックしておきましょ。
それでは。
ちなみに、大学で人気者になれる、下宿先の選び方についてまとめてます。
学生以外にも、当てはまるポイントもあるため、一度読んでおくことをオススメします。
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